食事内容の見直しでうつ病が改善

あなたの食事内容はどんな具合ですか?

  1. 砂糖や加工肉が多い
  2. 塩辛い食品が多い
  3. 食物繊維が少ない
  4. 野菜や果物が少ない

こんな食事内容だったら見直してみませんか?

食事内容でうつ病が治るなんてあり得ない!

なんて思わないでください。

国立精神・神経医療研究センターでも、

うつ病は生活習慣病

だとして、食事内容が重要だとしているのです。

 

Sponsored Link

 

うつ病患者の食事内容は悪い

オーストラリアのディーキン大学のFood and Mood Centerの研究グループは、

食事内容と精神面の健康(メンタルヘルス)の関係についての研究を行っているのですが、

 

研究グループは、

食事内容とうつ病の改善効果

についての研究結果を発表しています。

 

How your next meal could help fight depression and stres

詳しく読む ⇒ 原著論文

 

この研究に参加したのは、精神疾患で治療中の67人ですが、

  • 抗うつ薬を服用している
  • 心理療法を受けている

のいずれか、あるいは両方をおこなっている人です。

 

うつ病患者の食事内容は悪い

 

実験開始前の食事内容は非常に悪く、

  1. 砂糖や加工肉が多い
  2. 塩辛い食品が多い
  3. 食物繊維が少ない
  4. 野菜や果物が少ない

というものでした。

 

実験では、

67人を2つのグループに分け、

  1.  今までの食事内容を継続する
  2.  新たな食事内容に変更する

としたのです。

 

新たな食内容に変更したグループでは、

  • 牛肉
  • 脂ののった魚
  • 野菜や果物
  • オリーブオイル
  • ナッツや種子

をたくさん摂るようにしたのです。

 


Sponsored Link

 

食事内容を変えたらうつ病が改善した

今までの悪い食事内容を継続したグループと、

新たな食内容に変更したグループについて、

 

3ヵ月後に

精神状態の検査を行ったのです。

 

その結果は、

新たな食事内容に変更したグループでは精神状態の値が11ポイント改善し、

24人(32%)はうつ病が治ったと診断された

のです。

 

一方、従来の悪い食事内容を継続したグループでは、

精神状態の値の改善は4に留まり

うつ症状が良くなったのは8%

だったのです。

 


Sponsored Link

 

食事を変えればうつ病は改善する

上の研究でも明らかになったように、

  1. 砂糖や加工肉が多い
  2. 塩辛い食品が多い
  3. 食物繊維が少ない
  4. 野菜や果物が少ない

などといった内容の悪い食事をしているうつ病患者では、

食事内容を変えるだけでもうつ症状が改善するのです。

 

それは、

脳が日常的なストレスに対応するためにはさまざまな微量栄養素が必要だからです。

 

アメリカ人の約半数がDNA修復に必要なマグネシウムの摂取量が少ないといわれていますが、

マグネシウムは、アーモンド、ホウレンソウ、アボカドなどに多く含まれています。

 

オーストラリアで行われた研究では、

赤身の牛肉の摂取量が少ない女性ではうつ病や不安障害のリスクが2倍高い

ことが報告されています。

 

 

このサイトでも、

 

 

など、うつ病の改善と食事内容については多くの記事を紹介しましたが読んでくださったでしょうか?

 

国立精神・神経医療研究センターでも、

うつ病は生活習慣病

だといっているのです。

 

食事を変えただけでうつ病が治るわけがない、、なんて思わないで3ヵ月だけやってみませんか?

 

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ