うつ病にコーヒーは良いのか悪いのか?

カナダのダルハウジー大学の研究グルーは、

  • コーヒーの飲み過ぎはうつ病になる
  • コーヒーの飲み過ぎは特に女性で良くない

との報告をしました。

うつ病にコーヒーは悪いのでしょうか?

  • コーヒーはうつ病に良い
  • コーヒーは自殺率を下げる

という報告もあるのです。

あなたはコーヒーをよく飲んでいますか?

 

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コーヒーの飲み過ぎはうつ病に悪い

そんなコーヒーなのですが、

コーヒーはうつ病に悪いという論文が発表されました。

 コーヒーの飲み過ぎはうつ病になる 

というのです。

そして、特に女性は要注意だというのです。

 

この論文を発表したのは、

カナダのダルハウジー大学の研究グループで、Scientific reportsの7月24日号に掲載されました。

 

Associations of Coffee, Diet Drinks, and Non-Nutritive Sweetener Use with Depression among Populations in Eastern Canada.

詳しく読む ⇒ コチラ

 

研究グループは、

Atlantic Partnership for Tomorrow’s Health研究に参加した、

  • 18,838人(35~69歳;男性:5,854人、女性:12,984人)

を対象に、

  • コーヒーの摂取量
  • 甘味料の摂取量

をアンケート調査し、

  • うつ病の診断

をおこなったのです。

 

その結果、

  1. コーヒーを1日に4杯以上飲んでいた女性はうつ病のリスクが高い
  2. 甘味料やダイエット飲料の消費が多い女性はうつ病のリスクが高い

ということが明らかになったと報告しています。

 

研究グループは、

コーヒーとうつ病の関連についてはさらなる研究が必要であるとしながらも、

 コーヒーの飲み過ぎや甘味料の摂りすぎはうつ病のリスクを上げる

特に、

 うつ病とコーヒーの関連は男性より女性において顕著であった

と結論しています。

 


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コーヒーはうつ病に良いという報告も

コーヒーはうつ病に悪いのでしょうか?

コーヒーは、

  1. 脂肪を燃焼する
  2. 代謝率がアップする
  3. 便秘予防効果がある
  4. 糖尿病を予防する
  5. 認知症を予防する
  6. 前立腺がんや子宮体がんのリスクを下げる

とする、

1日3杯のコーヒーが人を健康にする!

との本も出版されています。

 

コーヒーはうつ病に良い

今回紹介した、

カナダのダルハウジー大学の研究グループの論文に反して、

コーヒーはうつ病に良い

という論文も多いのです。

 

ハーバード大学の研究グループは、

 1日4杯以上のコーヒーを飲むとうつ病のリスクが下がる

と、2016 年にAmerican Society for Nutrition報告しています。

 

Coffee Drinking Is Widespread in the United States, but Usual Intake Varies by Key Demographic and Lifestyle Factors

詳しく読む ⇒ コチラ

 

研究グループは、

コーヒーを1日に4杯以上飲む人のうつ病のリスクは、

  • ほとんど飲まない人の80%程度で、
  • 1日1杯のコーヒーを飲むとうつ病リスクは8%低下する

というのです。

デカフェなどのカフェインが入っていないコーヒーではこのような効果は見られなかったとして、

カフェインがセロトニンやドーパミンの分泌を促したのではないかと推論しているのです。

 

さらに、

アメリカにおける看護師健康調査では、

  • 50,000人を10年間追跡調査

したところ、

 

  • うつ病になったヒトは2,607人

だったものの、

  • 1日にコーヒーを4杯以上飲む人はうつ病のリスクが20%低い

という結果が得られています。

 

コーヒーを飲む人は自殺率が低い

さらには、

 コーヒーを飲む人は自殺率が低い

という報告もあるのです。

 

Coffee, caffeine, and risk of completed suicide: Results from three prospective cohorts of American adults

詳しく読む ⇒ コチラ

 

コーヒーをほとんど飲まない人の自殺率を1としたときに比べ、

コーヒーを、

  • 1日1杯飲む人では : 0.86
  • 1日2,3杯飲む人では : 0.55
  • 4杯以上飲む人では : 0.47

とコーヒーをたくさん飲む人ほど自殺のリスクが低かったというのです。

 

コーヒーはうつ病に悪いという一方で、

コーヒーはうつ病に良いという論文も少なくないのです。

 

コーヒーは、

  1. カフェインは交感神経を刺激してうつ病を悪化させる
  2. コーヒーの飲み過ぎは不安感を助長させ精神的な落ち込みを招く
  3. カフェインはアドレナリンを過剰に分泌し不眠症状やイラつきの原因となる

などの悪影響があるというのですが、

 

コーヒーは、

  1. 中枢神経を刺激して、
  2. ドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリンなどの分泌を促し、
  3. 抗うつ薬と同じような作用がある

という報告もあるのです。

 

どんな食品でも、

  • 体に良いからたくさん摂ると良い
  • 体に悪いから絶対に極端に摂らない

などという極端が良くないのです。

コーヒーはけしてうつ病に悪い飲み物ではありません

しかし、

コーヒーをたくさん飲むとうつ病が治るわけではありません

 

何事も偏りすぎるのはよくないのです。

 


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