筋トレはうつ病に良いのか?

うつ病の予防や改善には運動が効果的だとの多くの研究があります。

 

運動の種類は大きく分けて、

  1. 有酸素運動
  2. 無酸素運動

の2つがあります。

 

有酸素運動は、

ウオーキング、ジョギング、エアロビクス、サイクリングなど、運動時に酸素を取り入れる運動です。

無酸素運動は、

筋トレ、ダッシュなどのように呼吸を止めて行う運動です。

 

先日のNew york Timesには、

Weight Training May Help to Ease or Prevent Depression

という、

筋肉トレーニング(筋トレ)がうつ病の予防や改善に良い

との記事が出ましたので紹介しましょう。

 

Sponsored Link

 

筋トレはうつ病の予防に効果がある

6月6日のアメリカを代表する大手新聞 The New York Times に、

 

Weight Training May Help to Ease or Prevent Depression

 

という記事が掲載されました。

 

詳しく見る ⇒ The New  york Times

 

The New York Timesでは過去にも、

運動全般がうつ病の予防や改善に効果があるとする数多くの研究がある

との記事を掲載しています。

 

How Exercise Might Keep Depression at Bay

 

この記事では、

アイルランドのリメリック大学の研究グループの研究論文を紹介しています。

 

 

この研究ではうつ病と運動に関する多くの論文について、

100万人以上もの症例を分析し、

運動はうつ病患者の症状を改善する効果がある

としているのです。

 


Sponsored Link

 

その研究グループが、

過去の研究では、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動が主であり、

筋トレなどの無酸素運動については検討されていないとして、

 

うつ病に対するResistance Exercise Training の効果

についてのに関する論文を発表したと紹介しています。

 

Resistance Exercise Training とは負荷運動のことで筋トレなどのバーベルのような重量負荷をかけて行う運動のことです。

 

この論文はアメリカ医師会報に5月に発表されたもので、

 

うつ病と筋トレに関する多くの研究を横断的に解析し、

筋トレがうつ病に対して有益な影響を与えるのかどうかを調べたものです。

 

Association of Efficacy of Resistance Exercise Training With Depressive Symptoms
Meta-analysis and Meta-regression Analysis of Randomized Clinical Trials

 

詳しく見る ⇒ コチラ

 

研究グループは、

筋トレとうつ病に関する33件の論文を解析した結果、

筋トレにはうつ病の症状を軽減する効果が見られた

と報告しています。

 

しかし、

  1. 筋トレのためにジムに行く回数が週に2日でも5日でも効果に差がない
  2. 筋トレをくり返す回数が多くても少なくても効果には差がない
  3. 筋トレの効果は性別や年齢による違いもない

というのです。

 

言い換えれば、

筋トレによる筋力の増加とうつ病の改善には相関関係はなかった

ということなのです。

 

ただ単に、

週に2回でも5回でも筋トレのためにジムに通うことに意味があるということのようです。

 

 


Sponsored Link

 

筋トレもウオーキングもうつ病を改善する

運動は、

  1. 有酸素運動
  2. 無酸素運動

の2つに分けられます。

 

有酸素運動は、

ウオーキング、ジョギング、エアロビクス、サイクリングなど、運動時に酸素を取り入れる運動で、

 

筋肉は、比較的弱い力を持続的に必要とするために、エネルギー源として体内に蓄えられている体脂肪を燃焼させるので、体脂肪を燃やし、減量効果があります。

 

無酸素運動は、

筋トレ、ダッシュなどのように呼吸を止め、酸素の供給を必要としない運動で、

筋肉は瞬間的な強い力が必要になるため、筋肉内のグリコーゲンをエネルギー源として利用します。

 

酸素の供給がないために短時間しか運動できませんが、筋肉を鍛えることができます。

 

有酸素運動にはうつ病の改善効果がある

運動にはうつ病の改善効果があることは既に何回もご紹介したとうりです。

  • ジョギング
  • サイクリング
  • スイミング

などの有酸素運動はうつ病の改善効果が期待できるのですが、

 

気分が落ち込んだときなどには「筋トレ」は勿論、

ジョギングもスイミングもしたい気持ちにはなれません。

 

しかし、

うつ病を予防するには少し歩くだけで良い

ことも明らかになっていますし、

 

うつ病は1週間に1回の軽い運動で改善する

ことも報告されています。

 

 

今回の論文でも、筋トレがどのようにしてうつ病を改善させるのかはわかりませんが、

 

研究グループは、

運動は生理学的にも心理的にも影響をおよぼしているのではないかと述べています。

 

筋トレのトレーニングの量や種類は問題ではなく、

ジムに通うということが、

落ち込んだ気分に影響をおよぼし、

神経化学物質のレベルなどの脳内の状況を変えるのではないかというのです。

 

うつ病では、ガーデニングによる園芸療法も有効ですが、

土に触れるとうつ病が改善するということと同じことのようです。

 

 

気分が落ち込んだ状況では何もしたくないのですが、

うつ状態を改善するのは、

気分転換する方法を早く見つけることが必要のようです。

 

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ