カルピスなどのプロバイオティクスはうつ病に良い

今日もご覧になっていただきありありがとうございます。

臨床の経験はないのですが20年以上にわたって製薬会社で新薬の研究開発を行っていた医学博士の けんぞう です。

今日も科学的根拠に基づいた精神疾患関連の情報をお伝えいたします。

 

はじめに

最近よく聞く言葉が、

 プロバイオティクス

ですが、プロバイオティクスをご存じですか?

プロバイオティクスは、腸内細菌の環境を整える食品のことです。

プロバイオティクスという言葉を聞いたことはなくても、

  • 腸内の善玉菌
  • 腸内の悪玉菌

は聞いたことがあるでしょう?

プロバイオティクスは腸内の善玉菌を増やす食品のことで、

プロバイオティクスで腸内の善玉菌を増やせばうつ病にも良い効果があるのです。

うつ病に良いプロバイオティクスはあなたのすぐ側にあるカルピスです。

 

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うつ病に良いプロバイオテクスとはなにか?

最近、プロバイオティクスという言葉を良く聞きますが、

プロバイオティクスとはいったい何のことなのでしょうか?

 

Wikipediaによると、

プロバイオティクス(Probiotics)とは、人体に良い影響を与える微生物(善玉菌)、または、それらを含む製品、食品のこと。

とのことで、

簡単に言えば腸内フローラのバランスを整えてくれる食品のことです。

 

腸内フローラとは、腸内の細菌のことで、

あなたの腸内にも、100種類以上の種類の細菌が100兆個もいるのです。

100兆個とは重量にすると1~1.5kgと、もの凄い量なのです。

 

この、腸内細菌の働きについて注目が集まっているのですが、

日本プロバイオティクス学会では、

プロバイオティクスとは、
消化管内の細菌叢を改善し、宿主に有益な作用をもたらしうる有用な微生物と、それらの増殖促進物質」のこと。
つまりプロバイオティクス機能を持つ微生物を摂取すると、それが消化管内(口腔内や腸内)のフローラ(細菌叢)に作用し、フ
ローラの健常化をはかりながら、疾病の予防、改善を行う、というものである。

としています。

 

すなわち、

  1. プロバイオティクスで、
  2. 腸内細菌の環境を改善すれば、
  3. 疾病の予防や改善ができる。

ということなのです。

 

腸内細菌には、

  • 善玉菌 : 健康に良い働きをする腸内細菌
  • 悪玉菌 : 有毒物質を発生させる腸内細菌

の2種類があるのですが、

うつ病に良い食品はプロバイオティクスのカルピスです

プロバイオティクスは、

あなたの腸内の善玉菌を増やして健康を取りもどす働きがあるのです。

 


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健康に良いプロバイオティクス

 

善玉菌を増やして腸内環境を整えるプロバイオティクスの代表的なものは、

 乳酸菌

です。

 

乳酸菌とは、

乳酸を産生する細菌類の総称

で、発酵食品に使われています。

 

乳酸菌というと直ぐに乳製品を思い浮かべると思いますが、

  • ヨーグルト
  • 乳酸菌飲料
  • 漬け物

乳製品だけではなく、キムチをはじめ多くの漬け物も乳酸発酵により美味しさがつくられ、また、納豆や味噌などの発酵食品も乳酸菌の働きによるものです。

 

ちょっと話は外れてしまいますが、女性の膣内にも乳酸菌が常在し病原細菌を退治する働きをしているのです。

 

私達の健康に良いプロバイオティクス

さて、最近の研究により、

私達の健康に良い乳酸菌が判明し、それらがプロバイオティクスと呼ばれているのです。

具体的には、

  • ブルガリア菌 : 整腸作用や腸内の有害物質の生成を抑える
  • LG21乳酸菌 : ピロリ菌を抑制する
  • 1073R-1乳酸菌 : 免疫力がを高める
  • シロタ株  : 便秘や下痢の解消、免疫力向上
  • ATCC 55730 : 天然抗生物質を分泌
  • カルピスC-32 : これが注目のプロバイオティクス
  • LC1乳酸菌 : ピロリ菌の減少
  • ビヒダスBB536 : 抗アレルギー作用
  • LGG菌 : 整腸作用、発がん物質の抑制

などですが、

その他にも、BE80菌、ガセリ菌SP株、ビフィズス菌LKM512、乳酸菌LS1、などなど、私の勉強も追いつきません、、、。

 


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うつ病に良いプロバイオティクスはカルピス菌

上に上げたように、プロバイオティクスにはさまざまな健康効果が期待出来ることが科学的に明らかになっているのですが、

あなたにおすすめなのは、

カルピスC-23ガゼリ菌

なのです。

 

乳酸発酵飲料であるカルピスを販売している、

カルピスは、カルピスに含まれる善玉菌の一つであるC-23ガセリ菌について多くの健康効果があることを明らかにしているのですが、

 

C-23ガセリア菌は、

  1. ストレスによる不安感をやわらげる
  2. 睡眠の質を良くする

という効果があることを研究報告しています。

そのことは、すでに書きましたので読まれた方も入りと思いますが、

詳しく見る ⇒ カルピスはうつ病に良い

 

ココでも簡単に説明しますと、

C-23ガゼリ菌には、

  1. ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑制
  2. 脳の血流量を改善

する作用があることが分かったのです。

 

腸と脳は密接な関係にある

腸内細菌を改善すると、

  • どうして不安が解消されるのか?
  • どうして睡眠の質が良くなるのか?

と思われるかと思いますが、

腸と脳は密接な関係にあるのです。

 

うつ病の原因の一つは脳内のセロトニン不足ですが、、

乳酸菌はセロトニンを分泌するので、

私達の体のセロトニンの90%は腸にあり、

脳内のセロトニンは2%にすぎないのです。

 

カルピスはプロバイオティクスでうつ病に良い食品です

 

 

カルピスはプロバイオティクスの一つで、うつ病にも良いことが科学的に明らかになってきました。

 

カルピスはストレスや不眠を解消しうつ病に良いということは科学的にも証明されていますし、

善玉菌が少ないとうつ病になる、とヤクルトが発表しています。

また、

サッポロビールは乳酸菌がセロトニンを増やすことを学会で発表しました。

海外の研究でも、

ヨーグルトをよく食べるとうつ病にならないということが発表されていますし、

プロバイオティクスがうつ病の改善に効果があることは種々の研究成果で立証されています。

あなたは、カルピスなどのプロバイオティクスをたくさんとっていますか?

 

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