休み明けに体調が悪くなるサザエさん症候群

日曜日の夕方に明日からまた仕事か、、、と思ったり、

  • 休み明けになると体調が悪くなる
  • 月曜日の朝がツライ

こんな気持ちになるひとが多いのですが、

これは、サザエさん症候群といわれる気持ちの落ち込みです。

サザエさん症候群は病気ではありませんがなかなか解消しなかったり、
毎週毎週、くり返して同じ気持ちになるのであれば一寸心配です。

でも、

サザエさん症候群は休日の過ごし方一つで防ぐことが出来るのです。

あなたはどんな休日を過ごしていますか?

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休み明けに体調が悪くなるならサザエさん症候群

お正月休みも終わり、仕事が始まりました。

今年の仕事始めはいかがでしたか?

  • あーもう正月休みも終わりか、、、
  • 明日から仕事か、いやだなぁ、、、

こんな風に感じたら、あなたもサザエさん症候群かもしれません。

  • お正月休み明け
  • 夏休み明け
  • 毎週の日曜日や月曜日

などに、

  • 明日から仕事か、、、
  • 明日から学校か、、、

と、憂鬱な気持ちになるのがサザエさん症候群です。

サザエさん症候群とは

このような、日曜日の夜などに、明日からの仕事や学校を考えて憂鬱な気分になることをサザエさん症候群というのですが、

サザエさん症候群とは、日曜日の夕方から深夜、「翌日からまた通学・仕事をしなければならない」という現実に直面して憂鬱になり、体調不良や倦怠感を訴える症状の俗称である。
この名前の由来は、サザエさんが日曜日の終わりの代名詞となっていることである。  Wikipedia

 

サザエさん症候群は日曜夜など休み明け前に体調が悪くなる

サザエさん症候群は日本だけの問題ではなく、

海外では、Sunday Night Blues(日曜の夜の憂鬱)や、Blue Monday(月曜日の憂鬱)などと呼ばれ、週明け以降の業務や勉強のことを考えて暗い気分に陥ってしまう人は、日本だけでなく海外でも多いのです。

サザエさん症候群になりやすい人

サザエさん症候群は、海外でも多くの人が悩まされているのですが、

サザエさん症候群になりやすい人は、

 

  1. 平日の睡眠時間が不足している
  2. 平日の睡眠不足を解消するため土日は昼過ぎまで寝ている
  3. 明日から休みだと金曜日の夜はテンションが高い
  4. 土日の休日には特にやることがない
  5. 会社や学校には気の合わない同僚や上司がいる
  6. 通勤や通学時に仕事場や学校が面白くないと感じたことがある
  7. これといった趣味がない

いかがでしょうか?

当てはまる項目が幾つありましたか?

上の項目で2つ以上当てはまる項目があれば、サザエさん症候群になりやすい傾向にあります。

サザエさん症候群は誰でも感じることであり、それ自体がうつ病だとか、病気だとというわけではありません。

しかし、日曜日や月曜日の朝だけでなく、仕事や学校が始まっても常に憂鬱な気分になったり、だるさなどの体調の不良が続く場合には、うつ病の可能性もあります。

だるさなどの体調の不良や、憂鬱な気分ややる気のなさなどの精神的な不調は軽度なうつ病の前兆ですが、放っておくとさらに悪化することがあるのです。

日曜日や月曜日などの休み明けの前に、憂鬱な気分やだるさなどの体調不良が毎週続く場合や、仕事や学校が始まっても改善しないときには心療内科を受診した方が良いと思われます。


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サザエさん症候群を防ぐには

サザエさん症候群は病気ではありませんが、予防するにはうつ病と同様に生活習慣を見直す必要があります。

1.日曜は平日と同じ時間に起きる

休日だからといって昼まで寝るような生活をすると体のリズムが崩れてしまいます。

私達の体には概日リズムという約24時間のリズムがあり脳を始め各臓器もそのリズムで働いています。

平日の睡眠不足を解消する必要もありますが、その時は早めに寝て、朝は少しだけ寝坊するようにしてください。

また、長い休みの時には夜更かしをしたり、生活が乱れがちになるのですが、休みの終わりの頃には平日のリズムに戻すように心掛けてください。

体内時計が狂うと1週間の体内リズムが乱れ一週間を不調で過ごすことになってしまいます。

体内時計は、太陽の光によってセットされます。

時差呆けは太陽の光を浴びると解消するのです。

忙しい一週間を過ごした後の休日ですから、休日くらいはゆっくり寝たいものですが、土曜はゆっくり寝坊したら、日曜は平日と同じ時間に起きるようにしてください。

そうすれば、体内時計は通常のリズムを刻み、月曜の朝はすっきり起きられるでしょう。

2.休日の行動予定を立てる

常日頃は忙しいのですから、ゴロゴロしていたいという気持ちも分かりますが、これでは溜まったストレスも発散できず、生活のリズムが乱れるだけです。

行動の予定を立てるといっても、難しいことでありません。

午前中は新聞を読みながらコーヒーを飲んでゆっくりと過ごしたら、午後からは公園に散歩に出掛け、帰りに本屋さんによってみよう、、、というような行動予定です。

無計画にダラダラと過ごすとあっというまに休日が終わってしまい、“あ~、明日から仕事か、、、”ということになってしまうのです。

休日だからのんびり過ごして良いのですが、後から振り返って、何をしたか、と思い出せるような行動計画を立ててみてください。

3.仕事に行きたくないのは誰も同じ

仕事だけが生きがいという人もいますが、多くの人は、休み明けに、仕事や学校に行きたくないと思うのはごく普通のことなのです。

ましてや、仕事がうまくいっていなかったり、気の合わない同僚や上司がいればなおさらなことです。

日曜日の夜に、あ~明日からまた仕事か、、、と思うのは誰でも同じことなのです。

しかし、生活のためには働かなければならないのですから、無理をせず、まあ仕方がないな、、、という気持ちでもかまわないのです。
サザエさん症候群は誰にでも起こる、休日明けの気持ちの落ち込みです。

サザエさん症候群は休日の過ごし方によって防ぐことができるのです。

 

休みだからと、朝寝をしてダラダラと過ごす人も多いのですが、土日の休みにおいてもできるだけ生活のリズムを崩さないように心掛けてください。

土日が無理であれば、土曜日は昼までゆっくり寝て睡眠不足を解消したら、
日曜日はできるだけ、平日の生活リズムで過ごすようにしたら良いでしょう。

 

お正月休みや夏休みなどの長い休みの時も、

休みの終盤には、朝はきちんと起きて朝食を摂り、日中は適度な運動するなどして活動的に過ごし、夜更かしをせずに平日と同じ時間に床に就くようにしてください。


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